NOXワールド、開幕!

新しい世界は新しい刑罰を求めていた。
題して『脳罰的』。
禁錮ゼロメートル」「罰屑3トン」「懲音150デシベル」など、超短編の連作による「ひとくちサイズの」奇想をお届けいたします。

Kindleで、12月28日から1月1日までの5日間、無料ダウンロードできます♪
年末年始のこの慌ただしい時に! 計画的にこんな悪さをぶつける私を許してくだされい!(^_^;)
ぜひ、一緒に遊びましょう〜♪

脳罰的 (無人島文庫)

脳罰的 (無人島文庫)

〈あとがきより〉
二〇一七年の秋から年末にかけて、ちょっぴりスキマ時間ができたのをいいことに、自分の楽しみのために、超短編の連作を、ちびりちびりと書き溜めておりました。せっかくなので、年末年始の読者プレゼントにしようと思ったのです。

え、お正月のギフトにしては、禍々しすぎるだろうとおっしゃる。ええ、その通りでございます。マアイイジャナイノ。

題して「脳罰的(のうばつてき)」。
ちょっと漢字の画数が多くて書きにくいので、「NO(ノー)X(バツ)」ワールドというわけです。どうぞ皆さま、ご一緒に楽しんでやってくださいませ。

今より遥か未来、人権意識が進み、死刑の廃止など制度改革が行われるのです。〈傾聴省〉なるお役所が、警察や検察や果ては裁判所の役割まで、なぜかまとめて担っているようですが、新設された刑罰が、珍妙なものばかり――。

詳しくは本編でお読みいただくとして、今後の予定についてお知らせです。
今回、キンドル・ダイレクト・パブリッシングでの発表となりました。読者の皆さまの支持を得られるならば、『脳罰的2』『3』と暇をみつけて制作を続ける予定です。『3』までできあがれば、ある程度の枚数が溜まりますので、同人誌的に紙の本にすることもできるかな? あくまでも遊びの延長なので、どこまで実現できるかわかりませんが――。

もしNOXワールドを気に入ってくれましたら、ちょいちょいっと周囲の皆様にお薦めいただけますと、作者の「よっしゃ、二巻も書こうか」という意欲向上につながります。いやほんと。自分も面白がってナンボなものですから。
それでは皆さま、次回、『脳罰的2』でめでたくお目にかかれますよう、祈ってやってくださいね!